Archive for 8月 23rd, 2010
実効為替レート : Effective exchange rate (2)
2003年に注目しているわけは、その年が欧米住宅バブルの初年度と定義されているためです。今の市場的には住宅バブルの発生から崩壊の7年間の全工程を終えたのではないか、と考えています。
実効為替レートのチャートをみると分かりますが、日本円の実効為替レートは2003年から2009年に掛けて6年越しの「往って来い」。2003年7月の実効為替レート「103.34」と2010年7月のレート「103.04」はさほど違いがありません。
ついでに日経平均でみると、2003年は4月に大底の7699円を叩いた後反発。
2003年8月22日終値 : 10281円
2010年8月23日終値 : 9116円
ダウ・ジョーンズ
2003年8月22日終値 : 9348ドル
2010年8月22日終値 : 10213ドル
この間にバブルに踊り痛い目にあった人、逆においしいところを頂いて逃げ切った人もあるのだろう。しかし全体としてみればさほど上がりもせず、下がりもせず。この7年間の大山鳴動はなんだったのか。。。
わが身を振り返ると、2003年当時と今とでは家計状態はだいぶ良いが、仕事の不安定さが増しています。
日本はサブプライムローン問題など他人事だったはず。
しかし現実はアメリカにまんまとやられて株価は下がり目、国家財政はいよいよ厳しく、「こんなはずではなかった・・・」というのが本当のところではないでしょうか。
国際金融など無関係・無関心だった社会的弱者ほどにそのしわ寄せを食らう。
残酷で皮肉な現実だと思います。